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Pefami ペットコラム

万病予防の第一歩、ハミガキから始めよう

かわいいワンちゃん、ネコちゃん、でもお口は…?
「ただいま!」とお家に帰ると、いつも元気に迎えてくれるワンちゃん、ネコちゃん、
抱きしめたくなる可愛さ!やっぱりうちの子が1番かわいい!!

「あれ?でも…ちょっとまって?なんだかお口が臭うかも…?」
「そういえば歯の色も茶色くなってるような…?」
「歯茎もなんだか腫れてるわ…!?」

お気づきですか?これ、人にもよくある口臭・虫歯・歯槽膿漏なんですよ!
犬猫は人にとってもよく似た動物、
当然そのケアは人と同じぐらいにしてあげなければいけません。
例えばブラッシング…毛並みを整えるのに大切ですよね。
例えば耳掃除…ほっておくと、人と同じように耳垢が溜まりますよね。
じゃあお口の中は…?
もちろん、人と同じように食後のケアが大切になってきます。
ペットもハミガキするものなの?
もちろん、するべきです!

「でも、動物ってもともとハミガキする習慣なんてないよね?」

確かにそうですね、野生の動物はもちろん自分でハミガキなんてしません。
ですが、衣食住の環境が良くなったり、病気に対する新しいお薬が登場したりと、
ペットの平均寿命が年々長くなっている今日この頃、当然食事の回数も増えますよね?
犬猫の歯は人と同じで、まず乳歯が生え、次いで永久歯が生えます。
この永久歯は生後4ヶ月頃から生え始め、7ヶ月頃には生えそろいます。
つまり7ヶ月目から先、生涯同じ歯を使い続けるんです!
ペットの大好きなお食事タイム、ずっと美味しく食べて貰う為にも、
お口のハミガキはこまめに行ってあげてください

「うちはハミガキガムをたべさせてるよ!」

お口に気を配ってくれているんですね!とっても良いことです!
だけど、それだけでは充分なケアではないんです!
それはなぜか?お口のトラブルの原因は歯と歯茎の間についた残りかす。
歯の内側は自分で舐めてキレイにできますが、
歯の外側や奥歯をキレイにするのは苦手なワンちゃんネコちゃん、
この外側についた残りかすが歯垢になり、やがて歯石に…、
そしてそのまま放っておくと先に言ったような口臭・虫歯・歯槽膿漏の原因となるんです。
酷い時には歯が抜けてしまったり、歯周病が原因で内臓器官に障害をもたらしたり、
なんてこともあるんです…!

歯石は歯にこびりついた固い石!こうなってしまうとなかなか家庭では取れません、
人と同じで病院に行くしか方法がなくなります。
病院で歯石を取る時は、全身麻酔をかけて取らないといけないんです!
しかも、一度歯石がついてしまった歯は、次からも歯石が付きやすくなるという悪循環…。
何度も歯石取りに行くのは、お財布にも厳しいし、
何よりワンちゃん、ネコちゃんの身体にとっても負担がかかりますよね。
そうなる前に、お家で簡単にできるハミガキを始めてください!
じゃあお口の中は…?
もちろん、人と同じように食後のケアが大切になってきます。
ハミガキ嫌いは食い気で克服!
ではどうやってハミガキをするのか?
こちらも人と同じで歯ブラシを使うのが1番良いとされています。
歯垢のたまりやすい歯と歯茎の隙間(歯周ポケットと呼ばれています)、
その隙間の残りかすをとるには歯ブラシの細い毛先が1番良いんです。
ですが…お口の中に歯ブラシを入れるのを嫌がる子がとっても多いんです!
当たり前ですが、いくらペットにハミガキの大切さを説いても、
それだけでは嫌なものを口に入れさせてはくれません!

そこで活躍するのがハミガキ粉。
最近ではちゃんとペット用のハミガキ粉も出ているんですよ。
お口の中を良好に保つ成分が入っているのはもちろん、美味しそうな香り付き!
甘いおやつのような香りにつられて、嫌いな歯ブラシも思わずお口に入れさせてくれます。

だけどプラスチックの感触がどうしても苦手…という子がいるのも事実、
そんな時はあまり無理をしてストレスを与えてはいけません。
歯ブラシの代わりに、ハミガキ用ガーゼシートを指に巻いて磨いてあげてください。
柔らかくて異物感が少ないので、すんなり口に入れさせてくれる場合が多いです。

どうしても、どうしても、無理…!という子には、
苦肉の策でハミガキ粉だけでも舐めさせてあげてください。
何もしないより格段にましです!

なんだか大変ですね。
でも慣れてくればハミガキ粉を見せるだけでかけ寄ってくる子もいるんです。
嫌いなハミガキも食い気には勝てないようですね。

大切なワンちゃん、ネコちゃん、いつまでも健康でいて欲しいから、
まだハミガキをしたことがない方も、たまには磨いてあげている方も、
これからのハミガキ習慣を大切にしてくださいね。